内装用壁面タイルとして有名な『エコカラット』をご存知ですか?
エコカラットはめちゃくちゃオシャレで格好いい反面、
- 施工費が高い
- DIYが難しい
- 損傷したら交換が大変
などのデメリットがあります。
これらすべての問題を解決したのが『マグネット式のエコカラット』
この記事では何もない普通の壁に、0から簡単にDIYでエコカラットを付ける方法を解説します!
マグネット式エコカラットとは?
今回紹介する『エコカラット』をDIYするために使用するのが、マグネットで取り付けを可能にした『マグカラット』というアイテム。
まずはその『マグカラット』について紹介します。
マグカラットとは
『マグカラット』は、「エコカラットを製造するLIXIL」と「マグネット専門メーカーのニチレイマグネット」が共同制作した製品。
従来のエコカラットの背面に薄いシート状のマグネットを施工したもの。
従来のエコカラットなら職人による施工が必須になっていましたが、『マグカラット』によって誰でも簡単にエコカラットの壁面装飾を楽しめるようになりました。
マグカラットのメリット・デメリット
誰でも簡単にDIYを可能にした『マグカラット』ですが、当然メリットとデメリットがあります。
なるべくわかりやすいように簡単に紹介します。
メリット
- 誰でも簡単にDIY可能
- 破損しても部分的に取り換え可能
- エコカラットに比べ原状回復がしやすい
この3つが挙げられます。
『マグカラット』では接着剤は一切使わず、磁力で固定するだけなので、失敗しても何度でも取り外して再チャレンジ可能。
またタイルの表面が割れたりしたも、マグネットなのでその部分だけを付け替えることが可能。(接着剤で施工する場合、広範囲の修繕が必要になる)
また接着剤で貼り付けるわけではないので、比較的簡単に現状復帰はしやすいです。(DIYの方法は後ほど解説)
デメリット
- 素材単価がエコカラットよりも高い
- 磁石が付く壁を用意する必要がある(DIY可能)
デメリットとして考えられるのは上の2つ。
エコカラットに比べマグカラットは背面に磁石が加工されてあるため、どうしても材料単価が高くなってしまいます。
ただ、エコカラットとは違い施工費を格段に抑えられる他、DIYで失敗するリスクも少ないのでトータルで見るとかなりお得に。
また『マグカラット』は磁石がつく壁を用意する必要があります。
本来マグネットインテリアを楽しむための『磁石の壁』の施工に関しては当サイトではDIYをオススメしていません。
しかし、『マグカラット』を楽しむだけなら話は変わってきます。壁面タイルをマグネットでとめる程度の磁石がつく壁でしたら、DIYも十分可能です。
マグカラットをDIYする方法
ここからはいよいよDIYでマグカラットをつけていく手順を紹介します。
用意するもの
用意するものはたったの3種類
- マグカラット
- スチールペーパー
- タッカー
それぞれ簡単に解説します。
マグカラット
今回の主役アイテム。
部屋につけたい柄を選んで、必要な面積分のマグカラットを用意しましょう。
スチールペーパー
スチールペーパーとは、スチール箔とコート箔を複層化したシート。
ハサミやカッターで簡単にカット可能で、壁に貼り付けるとマグネットが吸着するようになります。
「糊付き」と「糊なし」がありますが、今回はタッカーでとめるため、「糊なし」を選びましょう。
こちらも必要な面積分用意しましょう。
タッカー
本格的なものがあるに越したことはないですが、今回はスチールペーパーを止めるだけなのでダイソーなどの百均のもので十分です。
「糊付き」のスチールペーパーでタッカーを使わずに止める方法もありますが、原状回復しやすいのはタッカーでの施工になるので、今回はタッカーの使用を推奨します。
簡単2ステップDIY
いよいよ施工方法ですが、わずか2ステップ。
糊や接着剤は一切使わないので部屋も汚すことなく簡単にできるんです。
①スチールペーパーをタッカーで貼る
初めの作業はスチールペーパーをタッカーで貼る作業です。
タイルを貼りたい壁面にスチールペーパーを合わせて「パチッパチッ」と止めていきましょう。
この時スチールペーパーが大きすぎるとやりにくいので300mm×300mmぐらい(マグカラットより1回り小さいサイズ)の大きさにカットしておくと作業が進みやすいです。
このスチールペーパーが土台になるので、最低でも角の4箇所はしっかりと止めておきましょう。なるべくヨレのないように貼ると綺麗な仕上がりになります。
②マグカラットを並べる
スチールペーパーを貼り終わったら、その上から並べていきます。
もうこれだけでマグカラットが磁石で簡単に固定されていくので、並べおわると作業は終了。
タイルの施工をしているのに異常なほど簡単ですね。笑
マグカラットを並べる時は1番下の段の端から順番に隙間なく貼っていきましょう。2段目以降は1つ下の段の上に置くように並べていくと、ずれにくく綺麗な仕上がりになります。
失敗しても何回でもチャレンジできるので、ゆっくりと綺麗に貼りましょう!
最後に
マグカラットを使うと、超オシャレな壁面タイルだって簡単にDIYできます。
必要なものは、以下の3つのみ。
- マグカラット
- スチールペーパー
- タッカー
これだけ簡単にできる『マグカラット』素敵すぎます。
皆さんもチャレンジしてみてくださいね!
マグカラットについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。